靄立つ湯気の中に、見たいと願い焦がれていた白い裸体があった。
伊織「ごくっ………」
真っ白な肌を泡立たせ、熟れた体を洗う千秋さん。
今度は、僕が千秋さんの裸身に魅入ってしまう。
伊織「キレイ、だ……母さんなんかよりも何倍も………」
想像していたよりもずっときめ細やかに見える肌。
たっぷりとボリュームのあるオッパイは、十分に弾力がありそうだ。
その乳房の先端には薄桃色の突起。
崩れていない体のラインを、千秋さんが無造作に洗っていく。
伊織「あぁ………」
引き締まったウエストと、少しお肉のついたお腹。
肉感的な体を僕に見られている事にも気付かず、シャワーを浴びる千秋さん。
千秋「はぁぁ」
体を洗う手を止めると、濡れた唇から切なそうな息が漏れ出る。
伊織「………」
千秋「伊織君ったら……裸で出てくるなんて………」
僕の裸体を思い出してるのかな?
千秋さんがフッと視線を俯ける。頬が赤く染まっているように見えた。
千秋「大きかった……わよね……」
ポツリと呟かれた言葉。
でも、ハッキリと聞き取る事が出来た。
千秋「主人のよりも……ひょっとして、もっと大きくなるのかしら………」
伊織「………」
千秋さんが僕のペニスの感想を言っている。
一応、誉められてるのかな?
こそばゆい思いにとらわれると、背中がムズムズしてくるようだった



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